こんにちは、THE COACHです。THE COACH ICPでは、すべてのコースで現役のプロコーチが講師となり授業を行っています。
【THE COACH ICP 講師紹介】シリーズでは、授業を担当する講師陣の自己紹介をお届け。第6回となる今回は、THE COACH ICPで講師を務める本橋 竜太(もとはし りょうた)さんのこれまでの歩みとTHE COACH参画のキッカケ、講師として大切にしていることをお伝えします。
これまでの歩み
アルバイト先でティーチングの限界を実感
大学在学中、ファーストフード店でアルバイトをしていました。そのお店はグローバルに展開をしていたためオペレーションの国際大会がありました。
僕は日本代表の選考段階で落ちてしまったのですが、翌年、自分の後輩が同じ大会に出場したいと意気込んでいて。僕が持っているすべてを後輩に教えようと思いましたが、そうすると僕を超えるレベルにはなれずに同じ結果になるのでは、と思うようになりました。
その人は人柄も素敵で、人を巻き込む力もある。僕がやってきたことをただ教えるだけではなく、もっと別なことを——。そう考えているときに辿り着いたのがコーチングでした。
コーチングの可能性を見出し、手にした成功体験
「育成 引き出す」のようなキーワードで調べてみたときに、これだと思ったのがコーチング。本を手に取り独学で学び始め、後輩自身の可能性を信じて、対話をベースにしたトレーニング行いました。
結果的にその後輩は日本代表になり、中国や韓国、インドネシアなどの強豪を抑えてアジアチャンピオンになりました。誰かの魅力を最大限に引き出すコーチングには可能性しかないと実感した瞬間でした。
誰かの成長に携わる道へ
その後は本社の人が注目してくれるようになり、「全社の採用や教育を担うポジションに就いてほしい」とオファーをもらって、そのままアルバイト先に就職。社員やアルバイトの成長に携わった後、現在はSeven Rich Groupの飲食事業部で組織や人材開発を含めた、人事領域における責任者をしています。
THE COACH 参画のきっかけ
社会人1年目に通っていたコーチングスクールで、THE COACHの岡ちゃん(岡田 裕介)に出会い、誘ってもらったのが参画のきっかけです。
スクールで僕のメンターをしてくれた岡ちゃんには、当時から本当にお世話になっていました。「困ったことがあったらいつでも連絡してくださいね」と声をかけてくれたので、遠慮なく連絡していました。
あるとき、「THE COACHでスクール事業をするから、もっちゃん(本橋)に講師をやってほしい」と連絡をもらいました。
「大学時代は我流でしたし、体系的に学び始めたのは最近なので…」と自信がないことを伝えると、返ってきたのは「それがいい。僕はもっちゃんだから声をかけているんです。」という言葉でした。
講師として大切にしていること
僕自身の思想や価値観を一方的に伝えるのではなく「皆さんが感じたもの、今感じているものは何ですか?」という問いを投げかけるような関わり方で臨んでいます。
僕はコーチもしているため自分なりに大切にしていることはありますが、スクールでは講師として受講生を案内する立場です。
内容をがっちり組んだパッケージツアーを提供するよりは、感情を味わいながら自由に漂っていただくことがスタンダード。講師が皆さんの変化をコントロールしたくはないので、各々の気づきを大切にしてもらえるような、受講生主体の場になればと思っています。
受講生へのメッセージ
僕は講師として、誰も置いていかないことを強く意識しています。実はコーチング自体にも、あらゆる人を取りこぼさないような性質があると思っています。
コーチとして活動しようと思っていない人がコーチングを学ぶとき、せっかく身につけるならコーチングを何かに活かさないと、と力を入れてしまい視野が狭くなることがあります。
学んだ後のことも大事かもしれません。ですが、学ぶプロセスでコーチングマインドが自分のマインドに溶け込んでいったり、そこから他者に対する向き合い方が変わったり、コーチングの魅力は自然とコミュニケーションのあり方を変化させてくれるところにあります。
コーチングに触れる過程で、それぞれのコーチングに対する捉え方が生まれてくると思うので、それも込みで学ぶことを楽しんでいってほしいです。
一緒に働く講師からの他己紹介
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本橋さん,、樋口さんが講師を務めるTHE COACH ICPでは、体系的にコーチングを学べる4つのコースを開講しています。ご興味のあるかたは、ぜひ下記リンクからオンライン体験会にご参加ください。