2021年11月1日、オンラインコーチングスクールのTHE COACH ICPはリリースから1周年を迎えました。THE COACH ICPの受講者によって構成・運営される「THE COACHコミュニティ」では、1周年を記念して、コミュニティの名称とグランドルールを制定しました。
コミュニティメンバーの声を集めるところからスタートした本プロジェクトは、コミュニティをさらに盛り上げるきっかけとなり、11月からは読書会や部活動などの活動がさらに活発化しています。
本記事では、新たに「THE COACH Lounge」として走り出したコミュニティの内容について紹介します。
「コミュニティって一体なにをしているの？」
「自分がコミュニティに参加したら、どんなことができるの？」
そんな疑問を抱いている人にとって、本記事が、THE COACH Loungeの活動内容を知るきっかけになりますように。
＊
THE COACH Loungeとは？
THE COACH Loungeとは、THE COACH ICPの受講者・運営メンバーによって構成されたコミュニティです。THECOACH ICPを受講している方は誰でも参加でき、終了後も期間の定めなくコミュニティ内での活動を続けることができます。
THE COACH Loungeは、2020年11月にTHE COACH ICPのリリースとともに生まれ、これまでの400名以上の受講生たちの自発的な活動の場となってきました。
Loungeの名前には、「コーチングの世界へ旅立つ受講生が休憩に訪れたり、ともに学習を分かち合ったり、つながったり、新しい旅に出かけるきっかけの場になってほしい」という願いが込められています。
コミュニティ活動の中心となっているのはチャットツール「slack（スラック）」ですが、オンラインで集まってコーチングセッションを試したり、読書会をしたりと、活動内容は多岐にわたっています。
THE COACH Loungeの活動
THE COACH Loungeのslackには、多くのチャンネルが存在しています。初めてLoungeに参加した受講生に向けた「はじめにチャンネル」、THE COACHからのお知らせを発信する「お知らせチャンネル」を筆頭に、受講生の”いまいる場所”に合わせて、必要な情報がキャッチできたり、仲間を探したりできる環境が整えられています。
今回は、その活動内容の一部をのぞき見してみましょう！
全体交流会
全体交流会は、期や講座（基礎・応用・プロ）を超えたつながりが生まれる交流会です。フードやドリンクを各自手配し、小グループに分かれて会話を行います。コーチングスキルを向上させるためには？といった真面目なテーマから、趣味に関することまで、思い思いのテーマで、グループごとに交流します。
過去の交流会に参加してくださったメンバーからは、以下のようなコメントをいただいています。
コーチ同士でコーチング以外の話をするのも楽しいな、と純粋に思いました！初めましての人とも、アカデミーという共通体験があるだけでラポール（信頼関係）が形成されてる感！
普段文字上では交流が難しい、他の期の方とお話できて、とても楽しい時間でした✨応用コース・プロコースのお話をきけて、受講がとても楽しみになりました！
練習相手募集チャンネル
コーチングにおいては、理論だけでなく実践が非常に重要とされています。THE COACH ICPのクラス内でも実践を重ねることを大切にしていますが、実践の場をより多く設けたいと考えている受講生は、「練習相手募集」のチャンネルでクライアント役を募っています。
THE COACH Loungeには400名以上の受講者が所属しているため、募集したらすぐに手が挙がります。受講生からは、「クライアント役を体験したいと思ったときに相手を見つける場としても役に立つ」という声も。
さらに、THE COACH 運営メンバー主導で、2週間に1度、練習相手をマッチングする仕組みも取り入れられています。
THE COACH ICPを受講した人なら、コースを修了したあとにもこのチャンネルを使って練習相手を募集することもでき、コーチとして独立した人が、スキルを磨く場としても一役買っています。
振り返りチャンネル
コーチングの実践をしてみてどうだったか、振り返りを投稿するチャンネルです。良かったこと、気になったこと、次に挑戦しようと考えていることを言語化することで、自分自身のみならず、THE COACH Loungeの仲間の学びにもつながっています。
振り返りの投稿には、Loungeメンバーからのリアクションが寄せられることも多々。モチベーションの維持にも良い影響を与えています。
もやもやチャンネル
コーチとしてスキルアップしていく中で、「もやもや」にぶつかることもあるでしょう。そんなときに活用してほしいのが、もやもやチャンネルです。
・こんなことが上手くいかなかったな
・こんなときはどうしたらいいのだろう
・もやもやするけど、何がわからないのかわからない……。
このチャンネルに投稿する内容は、上手く言語化・整理されていなくても問題ありません。コーチングについて学ぶ、実践するなかで感じた小さなもやもやを共有してみてください。
help-集客チャンネル
コーチとして収入を得ながら活動するとき、集客の課題に直面する方もいらっしゃいます。THE COACH Loungeには、プロコーチとして専業で活動する方のほか、本業や子育てをしながらコーチとしての活動も行っている方など、多くの受講生が集まっています。
さまざまな立場から皆で知見を出し合い、「どうする？」「おすすめは？」を話し合う場、それが集客チャンネルです。
読書部
コミュニティメンバーで集まり、コミュニティに関連する本を一緒に読んだり、感想を交換し合ったりする読書部。主催者によって「課題図書を事前に読み、心に響いたところを共有しておく」、「好きな本を読み、その場で感想をざっくばらんに語り合う」などスタイルもさまざま。
自分に合った本の読み方、情報収集の仕方を探る場としても活用されています。
大人の夏休み企画
2021年8月、子ども心を思い出しながら、継続化や目標達成に向けて1ヶ月ともに取り組むことを目指した企画です。
お約束は「楽しんで取り組む」こと。slackの「大人のなつやすみ」チャンネルに目標ややることを宣言したうえで、毎朝「できた」「すこしだけできた」「明日またがんばる」で振り返りを行います。
「できた」の人には、コミュニティ主催者がスタンプを付与。夏休みのラジオ体操を思い出させるどこか懐かしい企画に、参加者一同ワクワクしながら取り組みました。
Notion勉強会
コーチとして活動する中で、誰もがぶつかる課題が「どのようにクライアントの情報を管理するのか」。わかりやすく、使いやすくまとめることを目指し、メモアプリケーション「Notion（ノーション）」を利用した管理方法を教えるティーチング会が開催されたことも。
会のなかでは、イベント主催者が制作したテンプレートを配布。クライアント情報からセッションカレンダー、クライアントから収集したアンケートまで、一元管理できる使い方を解説していきました。
推しメシ
「ご飯の話はコーチングに関係ないのでは？」、いえいえそんなことはありません！健康な身体は、美味しいごはんから。推しメシチャンネルでは、コミュニティメンバーの「これこそが推しメシ！」が紹介されています。
紹介されるコンテンツは、地元の名店から、旅行の際に訪れた有名店、おいしいおつまみまで多種多様。「今度金沢に行くのですが、一緒に美味しいご飯を食べませんか？といった投稿にも、あっという間に10を超えるレスがつきます。
最近では「slack上だけだと流れていってしまうから」とメンバーが自発的に、過去に紹介されたお店をNotionにまとめてくれ、コミュニティメンバーが一丸となって「最強グルメデータ」の作成に励んでいます。
ジャーナリング部
1週間に2回程度、ジャーナリング（頭に浮かんだことを紙に書き出す活動）を行う部活です。zoomをつなぎ、1分間心を落ち着ける時間を作ったら、川のせせらぎや焚火の音を皆で聞きながらジャーナリングをスタート。最後に1分間で振り返りをして、その日の活動は終了です。
zoomにして皆で一緒にもくもくするもよし。自身のタイミングで、ひたすらに紙に書き出すもよし。部のなかでの”あり方”も、各メンバーの思うままでOKです。
マイフル部
マインドフルネス部、略してマイフル部。自分だけのための時間を取ろうというコンセプトのもと、忙しい一週間の2日間15分ずつ、zoomに集まって瞑想を行います。
「わたしはお香をたきながらマインドフルネスをしているよ！」
「オンライン座禅会に参加してみたよ！」
など、マインドフルネスに関する情報交換の場としても機能。ホッと一息つける場所として、皆が集うチャンネルです。
みんなで対話部屋
授業やコーチングの話に関わらず、多様なジャンルのコミュニケーションができるのが「皆で対話部屋」。自己紹介をしたり、趣味について話したり……とslack上で対話ができるのはもちろん、THE COACH 運営メンバー主導の企画「対話マッチ」が行われることも。
・失敗談をぶっちゃけちゃおう！
・コーチングでの収入ってどれくらい？
・家庭でのコーチングの活かし方
など、テーマ別でグループ分けをし「ぶっちゃけトーク」の場を設けています。日ごろ抱えている疑問を解消する場にもなっています。
新しいコミュニティ、チャンネルも続々！
そのほかにもslack内には下記のチャンネルや部活・コミュニティが存在しています。また、メンバー主導だから、新しいコミュニティも続々と生まれるのがTHE COACH Loungeの良いところです。
「話したい！」「こんな活動をしたい！」があれば、ぜひご自身でコミュニティを立ち上げてみてくださいね。
THE COACH Loungeにある「グランドルール」
THE COACH Loungeは、THE COACH運営メンバーが立ち上げを行ったものですが、その活動のほとんどはTHE COACHの受講生によって行われてきました。
この1年間受講生の皆さんが素敵な活動を続けてきてくれたからこそある、今のTHE COACH Lounge。立ち上げから1周年に際し、皆さんが大切に育ててくれた「コミュニティのあり方」を「グランドルール」として言語化しました。
01.すべてを歓迎しよう
私たちは共に旅する仲間です。
場のあらゆる可能性を称え、受け入れよう。
02.自分らしさを爆発させよう
ここは自由に自己表現できる場です。
失敗を恐れず、自分が一番楽しもう。
03.守秘義務を守ろう
メンバーの大切なことを扱う場面があります。
個人情報やエピソードを慎重に扱い、信頼と安全を育もう。
04.場を味わい尽くそう
ここはリソースの宝庫です。 場を最大限活かし、学びを掴みにいこう。
05.自分のペースを大切にしよう
コミュニティとの関わり方に正解はありません。
自分の心地よさを、素直に感じよう。
皆が心地良い場所を作る。そのために、皆が大切にするグランドルールも、皆で話して皆で決める。制定のプロセスにもTHE COACH ICPらしさが表れています。
THE COACH Lounge立ち上げの想い
わたしたちがTHE COACH Loungeを立ち上げたのは、上手くいかないときに起き上がって立ち戻れる場所を作りたい、という想いからでした。
コーチングの旅は、決して短い道のりではありません。旅の途中で、なんだか心がモヤモヤしたり、壁にぶつかったり、悩んだりすることもあるでしょう。そんなときに、THE COACH ICPが次の一歩のキッカケになれればと考えたのです。
THE COACH Loungeは、誰かから強制されて運営されるコミュニティではなく、受講生を起点とした自発的な活動の集まりです。必要なときにはここに帰ってきて、なくても大丈夫なときは少し離れたところにいる。そんな使い方でも構いません。どんなあり方も歓迎する自由なコミュニティ、それがTHE COACH Loungeです。
学びを深めたい。
仲間を作りたい。
心をゆるめる場所がほしい。
THE COACH Loungeが、あなたが今感じているその気持ちを共有できる場になれることを願っています。
THE COACH Lounge 運営メンバー
松浦 瞳（まつうら ひとみ）コメントコーチングを学び、人を支援する役割を担うということは、自分自身の成長の必要性も必然的に高まります。コーチングの実践の過程では、悩んだり、つまづいたり、さらに探求したいテーマが広がったりするのですが、そんな時にともに探求し、相談しあえる仲間や場があることは大切な要素だと考えています（私自身もコーチとして学んでいた際に求めていた場でもあります）。
THE COACHは、受講生が人生という旅路で必要なときに、いつでも立ち戻れる存在でありたい。そんな想いを込めて、コミュニティに“Lounge（旅の休憩所）”という名前をつけ、すべての受講生が永続的に利用できる場として用意しています。
受講生が好奇心の向くままに探求と実践ができること、新たなつながりと可能性が生まれること、そしてコーチングマインドがさらに社会に広がることを今後も応援しています。
THE COACH ICP受講生・Loungeメンバー
吉村 創一朗（よしむら そういちろう）コメント「コーチングを学ぶ」といっても、家庭やパートナー間で活かしたい・マネジメントで使いたい・副業コーチになりたいなど、学ぶ目的は人それぞれ。THE COACH Loungeは、そんな学びを探求する人たちの「遊び場」のような場所です。
そこでは、いろんなストーリーをもった温かく多様な人たちが、クラスを超えて集まって、遊ぶように学び、毎日新しい繋がりや発見が生まれています。
仲間とともにコーチングという答えのない世界を探求できる素晴らしさを、THE COACH Loungeで日々実感しています。
THE COACH Loungeは、THE COACH ICPを受講する方なら誰でも参加することができます。まずは、THE COACH ICPの説明会にお越しください。